冬の定番アイテムであるPコートやダッフルコートを1着は持っているという方は多いはずです。そのコートですが、シーズンオフの春や夏にあなたはどうやって保管をしていますか?
コート系のアイテムは自宅で洗濯をすることが難しいですがら、ほとんどの方が冬のシーズン終了時にクリ二―ニングに出しているはずです。
そして、クリ二―ニングを終えた後のコートについては、そのままクローゼットにかけてしまっておくという方が多いと思います。というより、おそらく100%近い方そのような保管をされているでしょう。
『えっ?だって、そんなの当たり前じゃないの?クリ二―ニングから返ってきた状態だったら、ハンガーも付いているし、ビニルでカバーもされているから、そのままクローゼットに掛けておくことは、全然問題がなさそうだけど・・・』
たしかに、クリ二―ニングから仕上がったときには、コートにハンガーやビニルも付た状態で受けとりますので、何もさわらずにそのまま保管をしておいた方が良さそうだと感じてしまいます。
ですが、実はそのまま保管しておくことは決して良いことではありません。そのようなことをしては、あなたの大切なコートを傷つける原因となってしまいます。
そこで、以下に『クリ二―ングから仕上がった状態をそのまま保管することのどこがいけないのか、どのようにして保管をすれば良いのか?』をお伝えします。
コートを保管するときの注意点
1.ハンガーを取り換える
クリーニング仕上がり時に付けられるハンガーというのは、大抵が針金製のワイヤータイプの細い物となります。これが、よろしくありません。
針金ハンガーは吊ったときに、重量のかかる部分が集中するので、その部分を傷つけてしまいコートの劣化を早め、型崩れを起こす原因にもなります。
ですのでハンガーについては、コートが型崩れを起こしにくい肩の部分が幅広のしっかりした物を選ぶようにしましょう。
クリーニング店が針金ハンガーを使用するのは、あくまでもコストの削減のためであり、決して洋服のことを考えてではありませんからね^^
2.外側のビニル袋は外す
クリ二―ングの仕上がり時には、ほこりやゴミが付くのを防止するために、ビニル製の袋が付けられています。多くの方は、保管をするときにこのビニルも大切に感じ付けたまま保存されています。
ですが、それはコートのためにはよろしくない保管方法です。
ビニルは空気を通さないため、そのまま保管しておくことは、通気性が悪い状態に長期間さらされることになります。そして、通気性が悪いことは、コートのシミ・カビの原因になるんですね。そのため、ビニルを付けたままというのは、絶対にやってはいけない保管方法となります
クリ二―ングを終えたら、ビニルを外した状態で3時間ほど陰干しをして、そのあとは通気性の良い不織布製のカバーを付けてクローゼットにしまっておきましょう。
3.防虫剤を使う
1人暮らしの男性は使っていない方が意外と多いのですが、コートの素材としてよく使われるウールのような素材には虫食いをされやすいです。
そのため、クローゼットに収納する際には、忘れずに防虫剤を使用するようにしましょう。せっかくのコートが虫食いされて着られなくなったなんてことになったら、悲しすぎますからね^^;
以上がコートを保管するときの3つの注意点です。
どれも高い費用が必要なわけではなく、安いコストで出来る対策ですから、コートを補完する際には忘れずに実践するようにてください。そうすれば、次のシーズンにもきっとそのコートは活躍してくれますよ^^